これまでは、職員が主導する訓練でした。しかし今回は、利用者さんと職員がまじって三つのグループをつくり、そのリーダーをくじ引きで決めることにしました。リーダーが利用者さんになるか職員になるか、くじを引くまで分かりません。

「リーダーになってしまった!」という、不安まじりの複雑な心境が顔に表れていました。

リーダーは公園で待っている施設長に、皆を安全に公園に誘導できたかを報告しなければなりません。報告どおり、しっかりできていれば、合格。そうでなければ不合格です。不合格のグループはやり直しになります。


訓練後に書いてもらった感想には、「次は、リーダーになってみたい」という声がいくつもあり、責任の自覚を抱いたことを頼もしく思いました。
秋晴れのなか、「リーダー選び」というあらたな企画は大成功。とても有意義な避難訓練になりました。