「3460」

3460人。これは国の行政機関のおおくで水増しされた障がい者雇用の数です。国が取り組んできたはずの「障がい者雇用促進」、その法定雇用率の約半分が、水増しされていました。それも最近のことではなく、「いつからかわからないくくらい以前から」(厚労省)、水増しは行われていて、常態化されていたのです。

その実態が明らかになったとき、おおもとの中央省庁の言い分のなかで、「勘違い」「誤解」「分母のおおさ」などといった、「障がい者雇用促進」の理念をあざ笑うような言い訳が目立ったのは、なんとも悲しいことでした。

健康診断の結果などで、いわゆる「みなし障がい者」をカウントして、法定雇用率2.3%のつじつま合わせだけに専心していたのは、どうみてもあきらかです。数値目標とか外に向けた雇用実績だとかといった体面ばかりの、思いやりや気持ちがこもっていない、お仕着せの「障がい者雇用促進法」など、かえって障がい者差別を助長することになりはしないかと、そんなうがった考えもでてきてしまいます。

2%の障がい者雇用率を達成しない民間企業は、納付金という名の罰金が科せられます。これもどこかまず目標数値ありきの感が否めません。社会や企業そのものが主体的に障がい者の社会参加、就労支援ということに、真剣に取り組む姿勢や空気を持っていないと、国からのおしつけだけでは、とうの障がい者は、社内で厄介者扱いを受けはしないでしょうか。

「ふれあい工房たんと」は、あまりお上をあてにしていません。なるべく自分たちでやっていきたいと考えています。美味しいカレーや独自の商品を作って売っていき、助成に頼らない、本当の意味での社会参加と自立を目指します。

「たんとカレー」を食べてみてください。「剣崎なんばスパイス」をかけてみてください。わたしたちには上からの助成よりも、横からの応援がなによりもありがたいのです。

「福祉のつどい」

こんどの日曜日、9月2日に「福祉のつどい」があります。会場は松ヶ枝福祉会館と松ヶ枝緑地、そして金沢市役所庁舎前広場の2ヶ所です。

「福祉」について考えたり、障がい者とコミュニケーションしたり、触れ合ったり。とかく肩肘張ってしまいがちな「福祉」を思いっきり体験してもらおうという、市を挙げてのおおきなイベントなのです。

「ふれあい工房たんと」も松ヶ枝緑地で、カレーおにぎりやらフランクフルトなどを販売するブースにいますので、どうぞ気軽に立ち寄って、声をかけてください。

たんとカレーのノボリが目印です。「ブログみてるよ。」なんていわれたら、飛び上がっちゃいますよ。

日本はいま、超がつくほどの少子高齢化社会を迎えつつあります。それは、みながすこしずつ助け合う社会、たがいを思いやる社会、ともに生きる社会にほかなりません。そんな社会に「福祉」は、実はとっても身近なものなのです。

「福祉のつどい」が、なにかのきっかけや出会いになったらいいなと思っています。まあ、かたいことはいわず、カレーおにぎりを食べにきてください。待っています。

 

「こども医療センターの夏祭り」

きょうは「金沢こども医療センター」の夏祭りです。残暑厳しいなかですが、たくさんのかたで盛り上がっています。

「ふれあい工房たんと」は、中華丼の販売をしています。

どうです、美味しそうでしょう。この中華丼がなんと250円!こどもたちのおこづかいで買えるようにと考えての価格設定です。

これからお昼ごはんの時間です。たくさん売れるといいなあ。みなさん、2時までやっています。いまからでもおでかけください。

「たんとライブ」

今週末、25日の土曜日は、「金澤たんとカレー」応援団のフォークユニット「耳なしフランケン」と、フリーアナウンサーの田野辺実鈴が、一緒になってライブをやります。

山手線目黒駅から二駅ほどいった武蔵小山にあるライブカフェ「アゲイン」でのライブです。もちろん「たんとカレーの唄」や「カレーライスが食べたいな」も演奏します。

そしてお店ではたんとカレーが注文できます。毎回、一部と二部のあいだのインターバルではたんとカレーを頼むひとも多いです。そして曲と曲のあいだでは、少しばかり「ふれあい工房たんと」の話もします。

地道な活動ですが、少しでもたんとカレーの売り上げがのびるように頑張ります。

 

「おいしい顔」

18日の土曜日は金沢市夕日寺町の公民館で行われたイベント「わくわく活動 in 夕日寺」で、カレーの提供がありました。甘口のキーマカレーです。これがこどもたちに大好評で、注文をいただいていた150食があっという間になくなりました。

この日は一緒に持っていった冷凍の「金澤たんとカレー」が30食も売れました。これは予想外のよろこびでした。

少しずつですが、売上も伸びてきています。こうしたイベントを中心に、これからも「たんとカレー」の周知と宣伝をがんばっていこうと思います。

「いそがしい夏」

お盆が明けるころから、「ふれあい工房たんと」も一気にいそがしくなる、そんなイベントが目白押しです。お祭りや会合へのカレーなどの配達も増えます。

8月25日の金沢市のこども医療センター主催の夏祭りでは、カレーではなく、中華丼を販売します。その価格がなんと300円。こどもたちがお小遣いで買えるような値段設定にしました。たくさんのこどもたちに食べてほしいです。

8月26日は金沢市小立野善隣館の夏祭りでカレーを提供します。数は少ないのですが、はじめての場所なので緊張しています。来年以降もおつきあいが続くようにがんばりたいと思っています。

「たんと内灘」

「ふれあい工房たんと内灘」の玄関です。浅野川線の粟ケ崎駅と内灘駅のあいだくらいです。公園のすぐ近く、住宅地のなかにあります。新しい「金澤たんとカレー」のノボリが目印です。

お店ではないのですが、ここ「たんと内灘」でも、「たんとカレー」を買えます。いわば「直売所」です。なかではみんなが作業していて、少々あわただしいかもしれませんが、ぜひお立ち寄りください。

作業所の様子を見ていただいて、カレーを食べてみてください。地域のひとたちの理解と協力があってこそ、こうした福祉事業所は続けていけるのです。

「ソーシャル・インクルージョン」ということばが使われるようになって、ずいぶんたちます。「共に生きる」社会の実現を目指して、「ふれあい工房たんと」も、カレーだけでなく、いろいろなことを発信していきます。

 

 

「夏祭り」

金沢大学附属特別支援学校の夏祭りに参加しました。

夕方の短い時間を使ってのお祭りでしたが、たくさんのひとたちが集まりしました。踊ったり、いろいろな競技をしたりして、おおいに盛り上がりました。

いっぱい動いたせいか、「たんとカレー」もよく売れました。用意した100食が完売。ありがとうございました。

 

「たんとカレースパ」

 

数ある居酒屋本のなかでも大好きな一冊が、この「ザ・昭和呑み」です。

「ザ・昭和呑み」は、たんなるお店紹介本ではありません。溢れる居酒屋愛とともに、昭和が持っていた「いいところ」を継承していこうよと、さりげなく呼びかける珠玉のエッセイなのです。

その著者である木澤聡さんも「たんとカレー」を応援しています。口コミ隊長だけでなく、いろいろと試してはSNSにアップしてくれます。

そして、木澤さんの最近のいちおしが「たんとカレースパ」です。

茹でたてのスパゲッティに「たんとカレー」をかけ、たくわんと柴漬けを合わせます。そしてたっぷりの万能ネギと一味をかけるのが木澤式。

この和洋の不思議なまじわりかたのせいでしょうか、なんだかとても昭和チックな食べ物に見えてきます。やはりスパゲッティは太麺が似合いそうです。

その木澤さんですが、いまは「たんとカレー」をつかったカレードリアをアレンジ中とのことです。できあがったら、またここで紹介しようと思います。

まずは「たんとカレースパ」。ぜひぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

「熱中症対策に」

以前は「猛暑」なんて言われましたが、最近では「酷暑」ということばをよく耳にします。もはや酷(むご)いくらいの暑さです。熱中症で病院に搬送されるかたも多く、日中出かけるのも、かなりの覚悟が必要です。

そんななか、きのうは南浦和に「浦和まつり」を観てきました。数え切れないほどのよさこいダンシングチームが次から次へと登場し、華やかな衣装と舞いを披露していました。

炎天下で衣装をまとっての激しい動きに圧倒されながらも、どんな熱中症対策をしているのだろうと考えていました。というのも、先日テレビの情報番組で、いろいろな熱中症対策が紹介されていましたが、そのなかに「カレーを食べる」というのがあり、そのことを思い出したのです。

なんでもカレーを食べたときの発汗作用が身体を冷やし、かつスパイスが内臓を活発にしてくれるので、夏バテにもいいそうです。きっとよさこいチームもたくさんカレーを食べているにちがいない、だからこそのあの演舞ではないかと、そんなことを思ったのです。

夏こそカレーが美味しい季節です。そして元気になる熱中症対策でもあります。カレーをいっぱい食べて、この酷暑を乗り切ってください。

「たんとカレー」もたくさん作って、ご注文をお待ちしています。