「ハサップの手洗い講習」

ハサップということばをきいたことはありますか?

英語でHACCPと書きます。「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)「Point(点)」の頭文字をとった、衛生管理の手法を表すことばなのです。
なかでも手洗いを習慣づけることは、ウイルス感染予防にとても効果があります。

「たんと内灘」の利用者さんにも、朝、事業所に入ったとき、厨房に入るときなど、まめに手洗い、消毒をしていただいています。が、あらためてそのやり方を見直してみると、自己流の方が多いということに気づきました。

そこで先日、事業所内において、職員さん、利用者さんともに初心にかえり、正しい手洗いの方法を知るためのハサップ講習会を開催しました。
  • 水で手を濡らす。
  • 石鹸をつけて、よくあわ立てる。
  • 手のひら、甲、指先、指の間を30秒程度洗う。
  • 指の付け根を、5回程度洗う。
  • 腕・ひじまでしっかり洗う。
  • 石鹸を、流水で20秒ほどかけて洗い流す。
  • 使い捨てペーパータオル等で拭く。(タオルの共有はしない)
  • 消毒用のアルコールをかけて、手指によくすりこむ。
以上が、手洗いの手順です。ひじまで洗うことに驚く人が続出で、正しく洗うことにも知識が必要だと実感した講習会でした。
寒くなってくるとウイルスの動きも活発になってきます。全国的にも第三波が叫ばれるほど感染者も増えてきています。そうした緊張したなか、気を引き締めて事業所を運営していこうと思っています。

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